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みぃ はぃ ゆ~

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2010年 04月 25日

死んだとき、なんと言われたいか

自分が死んだとき、周囲の人になんと言われたいか。

この問いに、1年前の私の答えはこうだった。

「あの難しい身体で、よくがんばってここまで生きたよね」


でも、この答えの無意味さに気づいた。
この身体の難しさは、私以外にはほんとうにはわからない、誰にも。
医者にも、母にも、恋人にも、友人にも。
誰もこの身体で生きていたことがないから。
同様に、私はほかの人の身体で生活したらどんなかなんて、
一生わからないのだ。

そう気づいたら、そんなことはどうでもよくなった。



自分が死んだとき、なんと言われたいか。

今の、私の答えは、こうだ。


「もう、あのゆららのおにぎりが食べられないんだね。
おいしかったよねぇ、ゆららの玄米おにぎり」


普通はこういうの、孫や子供が言うのだろう。
子供も孫も、その前に夫もいない私は、誰に言ってもらえばいいのだろう。
ともだち、親戚、お客さん?(笑)


わたしがこの一年、むそう塾で学ばせてもらったことは
この問いに対する答えの変化に集約されている。



死んだとき、なんと言われたいか。

来年の新緑のころ、私の答えはどんなだろう。

by yuraranote | 2010-04-25 08:37 | 思い


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